サタンは魔界で有名な魔王だ。残虐な性格で殺戮を好み、魔界の一地方を制覇している。 深い欲望を持つ魔族だけが正統であると考えており、殺しを趣味にしている。また、情欲に溺れてもそれを一切隠す事は無い。 シーザーが地位を受け継ぐ際、サタンはその式典に顔を出し、そこで数日にわたる殺し合いをした。二人とも重傷を負い互いに退き、戦いの結果を口外しないことと今後合わないことを約束した。 しかしサタンもシーザーも、かならずまた戦う日が来ると確信していた。